原作:ダン・ブラウン
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、ジャン・レノ、ポール・ベタニーほか
アメリカ映画
映画「ダ・ヴィンチ・コード」を鑑賞。(5月28日、地元シネコンにて)
あらすじ
ルーブル美術館館長ソニエールの死体が、ダ・ヴィンチの作品「ウィトルウィウス的人体図」を模した形で発見される。犯人に仕立てられそうになった象徴学者のラングトン(トム・ハンクス)とソニエールの孫ソフィー(オドレイ・トトゥ)は、死体に隠された暗号を元に、ソニエール殺しの謎を解明すべく奔走するが、最後には衝撃の事実が待っていた!
以下、ネタバレ含む感想文です!
原作読まないで行ったので仕方ないのかもしれないけど、いや~、2時間半キツカッタですね。
結構難しい話だという噂を聞いていたから、取り残されちゃイカンと思って、そりゃもう一生懸命にストーリーを追ってしまって、映画そのものを楽しむ状態じゃなくなってた私。(で、そんなに必死にストーリーを追った割にはよく理解できてなくて呆然・・・)
映画の中に出てくるシオン修道会やらテンプル騎士団やらオプス・デイやら、一体誰がどういう立場の人達なのかこんがらがっちゃって、冒頭30分で睡魔との闘いが始まってしまいましたワ。(聖杯、聖杯<=ホーリーグレイル>って騒いでるけど、私だってモンティ・パイソンの映画で聖杯のことくらい知ってるぞ!などと思いながら・・・
)
こういうベストセラーを映画化するって監督さんも結構シンドイでしょうね。だって必ず原作と映画と比べられちゃうわけでしょ。
私としては、どんな優れた原作があろうとも原作は原作、映画は映画で全く別物なのだから、それぞれに面白味を見つけなきゃ損だ!って思っているのだけど、ちょっとこの映画はどうなんでしょ・・・。
ロン・ハワード監督は結構好きな監督ではあるのだけれど、これはあまりにも原作読んでない人たちを置いてけぼりにした映画じゃないかと、映画観終わった直後はプンプン
しておりました。でも、一緒に観に行ったやはり原作読んでない(でも歴史好きな)夫は「結構面白かった」と満足げ。
ということは、原作を読んだかどうかより、キリスト教に対する歴史知識があるかどうかでこの映画に対する評価はかなり大きく変わるということかしら。
ま、身も蓋もない言い方をしてしまうと、キリストがマグダラのマリアとの間に子供を作っていようといまいとどうでもいいと思う無神論者の私には、この映画のオチって「ふ~ん・・・」て程度のもの。でも、熱心なキリスト教信者にとっては神を冒涜する許しがたい映画なんだろうな~ということは容易に想像がつく。(ま、あくまでもフィクション(・・・だよねコレ)なんだから、娯楽作品として見てあげれば、そんなに目くじらを立てるほどのことじゃないとも思うのだけどね)
ちなみにソニエール館長はこんな風な死体になってます。(ダ・ヴィンチのウィトルウィウス人体図を模している)
今わの際にこんな格好するかしら?ご苦労さんって感じだけど、これが無ければお話が始まらないのよね・・・
私としては「最後の晩餐」の謎を解説する所が一番興味深かった。
今、こうして見ても「お~っ!」って感じで眺めちゃいます。
ま、滅茶苦茶つまらない映画ではないとは思いますよ、コレ。原作読んでたら、もっともっと楽しめた映画だと思います。
ただ私の場合、テーマがいくら自分には興味の無いもの(この場合キリスト教)であっても、底に流れる普遍性に共感できた時、「あ、この映画いいな~」と思えるんだけど、今回はストーリーについていくのが精一杯で(それは予備知識が何にも無かった私のミス)、そこまで行き着かなかったのがちょっと残念ではありました。
機会があったら是非とも原作を読んでみたいと思った次第です。
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